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AAI Academy終了報告

2024年3月2日にAAI AcademyをHybrid開催で行いました。
青森、秋田、岩手の北東北3県でペースメーカ業務の基礎強化を目的に発足した研究会ですが、今回新たな試みとして午前中に「ICDチェック向上研修会」としてICDの内容にも触れてみました。
「ICDの機能とデバイスチェックICDチェックの基本」Medronic 松浦先生
「ICDチェック対応における実例提示」秋田大学医学部附属病院の新堀先生
松浦先生にはICDの基礎的な部分を講義していただき、新堀先生からは実践応用として様々な症例でのチェック時の注意点を講義していただきました。

午後からはAAIの本番「みんなで考えようペースメーカ設定」をテーマに3部構成で行いました。
① CEセッション「CIEDs設定変更時の対応」
各県より演者を招き、MRI・EMI・外来など設定変更が必要となる場面での対応について講演していただきました。

また、事前に青森・秋田・岩手の技士会会員にアンケートを依頼し、その内容についても議論を行いました。

② 特別講演「心房性不整脈とデバイスについて最新の知見」
秋田大学附属病院の田代晴生先生よりご講演いただきました。
ChatGPTを使用しアニメーションで構成されたスライドで、心房性不整脈について非常に分かりやすい内容でした。

③ Medtronicセッション遠隔モニタリングケアリンクの便利な使い方
Medtronicの山本正路先生からご講演いただきました。
CareLinkを上手に使いこなすために必要な情報や遠隔モニタリングの今後の展開など非常に興味深い内容でした。

全体を通して、サブ企画ではありましたがICDの内容について触れることができ、視聴者の反応も良かったことから今後のAAI運営の参考になりました。
参加者も午前のICD研修会64名AAI Academy66名と多数の方にご参加いただきました。今後も会員の皆様からの意見を参考により実りのある会にして行ければと思います。

最後になりますが、アンケートにご協力いただきました3県の会員の皆様、会の運営ご協力いただきました方々に感謝申し上げます。
(文責 進藤勇人)
第34回日本臨床工学会