2024年9月29日(日)、秋田県立循環器・脳脊髄センターにて第32回秋田県臨床工学研究会を開催いたしました。
今回のテーマは「秋田の未来を想像(創造)する」と題して、秋田県臨床工学技士会の会員による特別講演、パネルディスカッションとしました。一般演題では各施設より5演題ご発表いただき、どの演題も素晴らしい発表ではありましたが秋田県立循環器・脳脊髄センター 臨床工学部 鈴木優介さんが優秀賞を受賞されました。特別講演では公益社団法人 日本臨床工学技士会 常任理事に就任されました秋田赤十字病院 医療技術部 大山幸男先生より「技士会活動を通して学んだことと今後の活動」と題してご講演いただきました。大山先生の熱意あふれるご講演に多くの会員が希望を抱いたことと思います。大山先生がこれからご活躍されていく上で私たち会員の協力は必須となっていきますので秋田県がさらに一丸となり協力していくことが大事だと感じました。
パネルディスカッションでは、秋田厚生医療センター 臨床工学科 石山博之技師長、秋田赤十字病院 血液浄化療法課 大沢元和課長、秋田大学医学部附属病院 臨床工学センター 小林浩悦技士長、秋田県立循環器・脳脊髄センター 佐藤賢行技師長より「各施設におけるスタッフキャリア形成の取り組み」と題してご講演いただきました。皆様、いかがだったでしょうか?参加された会員が自施設と他施設のキュアリア形成について考える機会となり、今一度、秋田(自分)の未来を想像する機会となったと思います。今回の参加者は31名(運営スタッフ含む)とまだまだ少ない現状にあります。今後の秋田を創造していくのは県内会員の多くを占めている40代以下の私たちです。さらに魅力ある研究会となるよう引き続き秋田県臨床工学技士会としても模索していきたいと思います。
今回、ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
(文責 畠山 拓也)